八柱霊園 でのご法要・納骨・お墓をお考えの方は当院まで。
今日はマインドフルネス
(正念)についてお話しいたします。
マインドフルネスは、仏教の教えから生まれた心の修行法であり、現在の瞬間に集中し、受け入れることを通じて内なる平和を見出す方法です。
私たちは日常生活の中で、過去の出来事や未来の心配にとらわれることがあります。
しかし、過去や未来に意識を囚われてしまうことは、心の平穏を妨げる要因となります。
マインドフルネスは、そのような心の乱れを鎮め、現在の瞬間に全身全霊を捧げることで、心の平和を取り戻す手助けとなります。
まず、マインドフルネスの実践には呼吸法があります。
深くゆっくりとした呼吸を通じて、自分の存在を感じることができます。
吸う息と吐く息に意識を向け、一つ一つの呼吸を大切にすることで、心の波を穏やかにし、心身のリラックスを促すことができます。
また、五感に意識を向けることもマインドフルネスの一環です。
食事をする際には、食べ物の味や香り、食感に心を込めて感じることで、ただ食べる行為だけでなく、感謝や喜びを感じることができます。
同様に、自然の風景や花の香り、音楽など、日常の中で五感を研ぎ澄ませることで、現在の瞬間を味わい深めることができます。
さらに、マインドフルネスは自己観察の手段でもあります。
自分の心や思考に注意を向け、感情や反応を客観的に観察することで、自己理解を深めることができます。
自分自身を受け入れ、自己批判や自己評価から解放されることで、内なる平和と自己受容を見出すことができるのです。
マインドフルネスの実践は、日常生活の中でいつでも行うことができます。
朝の目覚めや入浴、散歩、食事の時間など、自分自身と向き合うチャンスがたくさんあります。
一つ一つの瞬間を大切にし、心を静めることで、心の平和と幸福を実感することができるでしょう。
皆さまも、日常生活の中でマインドフルネスを取り入れてみてください。
自分自身や周囲の人々とのつながりを深め、心の平和と豊かさを追求する旅に出ましょう。
合掌
金森学章
【パートナーシップ】
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